キャブ清掃


ガソリンと空気の混合を調整している、部品です。(いまさら、説明は必要ないか・・・)
キャブレターの清掃は、基本的にノーマルの方は必要ないですけど、エアクリーナーや、エアクリーナーボックスを外してる方は大気中のゴミを吸って詰まっている可能性があるので定期的に清掃が必要です。

作業前に、こいつはNC31(94年式)ですので、後期方等は、スロットルセンサー等のカプラーの脱着が必要かもしれませんが、基本的に同じですので、臨機応変に作業してください。

作業前です。



まず初めにガソリンコックについている負圧の配管を外します。



次に燃料メータの配線を・・・ (俺は、この二つ外すの忘れます。)



タンクを外し、取りやすくするために、イグナイターを外します。



エクリーナーボックスを外します。
ボックスを固定しているネジ左右2箇所外します。


キャブとボックスを固定している、ネジ4箇所を外します。



キャブとエンジンのネジ4箇所を外します。



キャブを思いっきりひっぱてエンジンと分離します。そして右にずらします。このときエアクリーナーボックスは後部にずらすと作業しやすいです。 写真はチョークワイヤーを外しているところです。



キャブが完全に外れたら、アクセルワイヤーを外します。これで完全にバイクと分離するはずです。



ヘッド側を外します。ネジ3本外します。







ダイヤフラムのゴムの部分に傷、穴、亀裂が無いか調べます。もしあったら、交換です。



全開小さい穴が開いていたのと、ゴムが劣化していたのが2個あったので注文していましたが・・・
1個5,000円ぐらいです。2個で1万円・・・・ (T_T)





ジェットニードルはヘッドを外したネジを付け引き抜きます。



次にエアファンネルホルダーを外します。ネジは4つです。


ファンネル・パッキンを外します。



フロートチャンバーを外します。ネジは3つです。


メインジェット・スロージェット・フロートを外します。


フトートのところについているフローとバルブです。
人差し指で押している部分がきちんと動くか調べます。
動きが硬かったり、固まっていたら、交換です。



あとは、穴が開いてる部分にキャブクリーナーを噴いて詰まっていないか調べます・
穴が結構狭いので、クリーナーのバルブを小さいものに交換して試したほうがいいみたいです。
(洗浄にはキャブクリーナーが一番いいと思いますが、ブレーキパーツクリーナーで代用します。)


2箇所詰まって全然クリーナー液が流れなかったので、ステンレスの針金、かなり細いやつで、穴を貫通させます。


本来ならば、専用のジェットリーマーでやったほうがいいんだろうけど・・・



ばらした順番と逆で組み立てて、終了です。
部品は4つとも共通ですが、付けたあったところに戻したほうがトラブルは少ないと思います。
きちんと、分類しときましょう。