イグナイター交換ですが、CBR400RR(NC29)用があれば配線を変えるだけでカプラー差し込むだけで良いみたいですけど、オークションにも流れてないので、初期型CBR400RR(NC23)を使用できるか検証してみます。(←ただ部品取りのCBRもらったからやってみるだけです。
まず最初に、点火方式が一緒か調べて見ます。
こいつがCBR400RR(NC23)のイグナイターの図面です。
こっちがCB400SFです。
違うところといえばCBの方に、ニュートラル、サイドスタンド、があります。(安全上のスイッチですね)
CBR400RRの方にパスルジェネレター2個付いてます。(図面には無いけどタコメーターの配線はあります)
あとカプラーが全然違うというところですかね・・・
さて、順を追って説明すると
@パスルジェネレターを移す。
A配線を割り込ませる。
B完成 !(^^)!
C思いっきりエンジン廻してみる。
Dオーバーレブでエンジンブロ〜 (ToT)
Dということが無いように、心のリミッターは利かせて乗るつもりです。
実際の作業に入ると。
こいつがCBRの左クランクケースカバーです。
中身は、パルスジェネレターが2個付いてます。
よく見てみると、中のほうにヒビが見えますが・・・
こけて付いた傷が外についていたので、傷の部分をエアリューターで削ってみると
マジック(黒線)で囲った中の部分にH文字でひびが入ってますが・・・
というわけで、新品買うとお金が掛かるので、アルゴン溶接で、塞ぐことに。
ただ今溶接屋に修理依頼中、この先はまたあとで・・・
一週間後やっと溶接屋の親父修理してくれました。
穴は塞いでるんだろうけどでも、もっときれいに溶接してもらいたかったな・・・
CBの左クランクケースを外します。
パルスの線を外します。
これって結構時間かかります。狭いところを線が通っているので、めんどくさかった。
外した中身がこれです。
左がCBR、右がCBパルスセンサの数が違います。
エンジン側のパルスローターです。
左がCBR、とげが7本・右がCB、とげが9本。 こいつは交換しました。
トルクレンチできちんと締めます。
新品ガスケットと、念のため液体ガスケットをします。
あとはカバーをつけて、エンジン側の加工は終了。
取り付ける前に色塗っときゃよかった。外見はぼろぼろです。
イグナイター交換です。
左がCBR、右がCB
完全に別もんです。配線からして違う・・・
こっちは横から見た写真です。
その前に、リミッターカット(スピードセンサー)を取り付けます。
半田で線をくっつけ絶縁テープで巻きます。
CBRのイグナイターの線をCBの線につなげます。
これも、取れないように半田でつけます。
上と同じく絶縁テープを巻いて完成。
線に余裕があるので、タンデムシート下の部分にイグナイターを入れました。
作業開始は20時、完成は0時50分気温マイナス3度 寒い・・・ 仕事よりがんばった。
とりあえずエンジンをかけてみると、アイドリングします。
夜遅いので試走は次の日に・・・
もう次の日です。(はや〜)
乗った感想は・・・
ずばり、違います。
何が違うのかといわれると困りますけど・・・
感覚でいうなら、トルクアップした感じです。おまけに高回転でのエンジンの伸びが違う。 ような感じがします・・・
まだタコメーター修理してないので、どこまで回せるかは解りませんが、一言いえるのは壊れるほど、回るようになってるはずです。
多分14500回転ぐらいで、回転リミッターが効くはずです。
注文してた、メータが来たので取り付けました。
取り付け1時間半かかりました。
これで、安心して乗れます。
追伸
結局どこまで、回るようになったかというと、わかりません。
だって、15,000回転超えても回り続けますから・・・
メーター読みで15,500までは確認したけど、これ以上は本当にやばそうなので・・・
さらに追伸
回るようになったけどどこまで、パワーバンドがどこまであるのかというと、13,000回転までです。
それ以上回してもただ、回ってるだけです。